カメラマンの日常。
カメラのこととか青山のこと阿佐ヶ谷のこと、
たまに島の話。
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行って見た。荒木経惟写真展「花遊園」


さて、この前から行かなければと思っていたこの写真展

今週は比較的仕事も暇なので今日行く事にした。

今日の東京は日差しが強く午前中に行きたかったのだが、仕事を一本やっつけてるうちに午後に。おかげで気温ピークの中新宿へ。

場所は高層ビル街ど真ん中にある三井ビル1F。
西口飲み屋街は自分なじみ深い(笑)が高層ビル方面は土地勘が無い。地下道から行ったら東京人のくせにちょっと迷ってしまった。

三井ビルの中に入るとおぉさすが巨大ビジネス複合ビル、意識高そうなスーツ姿のサラリーマンでいっぱいだ!自分のようなジーンズにTシャツはめっちゃ浮いてる(笑

まあ気にせずエプソンサイトを探す。探す事数分、結構奥にこじんまりとあった。思ったより小さい。

中に入るといきなり和風、おー荒木新境地?と思いまじまじと見る。今回のウリは和紙にインクジェットでプリントというところ。写真と言えばシルバーゼラチンプリント至高!という考えもあるが、あえて風合いがあるために写真再現には向かないとされる和紙を使った実験的展示。

カラー作品も良かったが、モノクロが秀逸だった。まるで水墨画のような仕上り。

荒木のモノクロ作品はヌメッとした生っぽさが特徴のひとつだが、それが和紙のざらっとした上に表現されるとまるで水墨画のような化学変化を起こしている、なかなか見応えがある。

ブースが狭く(12畳くらい?)すぐに見終わったが、荒木作品らしく作品の「圧」がすごく、満足できた。

とはいえしかし、荒木の写真展としてはやっぱり狭すぎないか?(笑

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スローカメラと散歩写真、そしてFuji X-E1(その1)


先日、付き合いのある某カメラサークル主催のワークショップに講師として参加した。

主に初心者向けのワークショップだったのでそれほど鋭いツッコミに窮することもな く小生のようなものでも無事役目を終えることができたのだが、やはりここでも女性の比率と熱気はすごい。いまどきクリエイティブ関係に情熱を傾倒できるのは女性しかいないんじゃなかろうかという勢いだ。ウチの(マエダカメラ)親事務所、デザイン事務所フラクタルでもやる気のあるデザイナーは女性しかいない、がんばれオトコ。

そんな中雑談中にあるお嬢さんが「X-E1っていいスローカメラですよね、私も狙ってるんです」という話をされた。 その日は機材として持ち込んだのがローライフレックスとX-E1とNEX-5という妙な組み合わせだったのだが、デジカメのくせにビューファインダーとカラースコパーという古式騒然とした佇まいで、ある意味ローライより怪しい(笑)X-E1にピピッときたようだ。

おそらく「スローカメラ」というのを、自分で露出を決めてじっくり構えて撮るためのカメラ。という意味で言われたのだと思いますが半分当たりで半分間違いです。

確かにX-E1はマニュアル制御が卓越していますがそれだけで「スローカメラ」と呼ぶのはいかがなものでしょう。

巷ではマニュアル露出はじっくり撮る時の作法のように思われている節がありますが、ストリートスナップではマニュアル露出+置きピンがデジカメ時代の今でも最速撮影方です。そもそもフィルムカメラではEVFなんてものを見てじっくり露出を決めるなんてことはできないのだから、露出の設定に時間をかける=下手糞と言ってまず間違いないでしょう(リバーサルフィルムは別として)

そしてスローカメラとセットでよく使われるのが「散歩写真」だと思うが、ぶらりとただ歩いていてもなかなかいい被写体には巡り会えないものです。しかし歩き始める前に「今日はこんな写真を撮ろう」とイメージして歩き始めるといろいろなものが見えてきて打率も上がる。さらに撮る前にちゃんとイメージがあると、被写体に出くわしても露出で悩むことが減るというわけだ。ちなみにこの技を突き詰めると、初めての街でカメラを持って歩いても「この先の角にアレがありそうだ」という勘が鋭くなり被写体に遭遇する前にSダイヤルをカリカリとセットしてあとはシャッターを押すだけという状態に持っていくことができるようになる(本当)そしてこの技も「スロー」とは対極にある。


以上、2/3ワークショップ補講「スローカメラと散歩写真」でした。
おわかりいただけましたでしょうか?ミドリさん(仮名)

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カメラのレンズキャップ、する派?しない派?


このあいだアシスタントに突っ込まれた「マエダさんってレンズキャップ使わないですよね」


そう私はレンズキャップ使わない派だ。

何故かというとレンズの前玉なんか傷がつこうがホコリがつこうが写りにそう影響あるものじゃないからだ。それにガラスの硬度は鉄より硬いのでレンズに傷を付けられるものなんかそうそうある訳じゃない。

大体レンズに傷がついたりホコリがついただけで写りに影響があるなら、レンズのど真ん中にミラーがあるミラーレンズなんかどうする。レンズに傷やホコリがついても極論すれば写りに影響なんか無いのだ。

マニヤなひとは「レンズが傷つかなくてもコーティングが駄目になるだろう」というだろうが、昨今のコーティングはそんなにやわじゃないだろうしそれにコーティングがはがれたと言っても逆光時に多少ゴーストが増えるぐらいだ、増えたとしてもその差は顕微鏡的差異、無問題。


そんなわけでレンズキャップはする習慣が無い。


とはいえ撮影の気分を盛り上げるためにたまにレンズの掃除をしたりするが、ほんとにたまになので12年前に買ったFujiのレンズクリーナー液がいまだに半分以上残っているというこの体たらく(笑

しかしウチのレンズにはカビ一つ生えていないし前玉に傷のあるレンズも一つもない。

これでいいのだ。(多分)


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スナップショットとペンタックスリコー、そしてX-E1


デジタルカメラならではのスナップショット用設定、シャッタースピードと絞りをマニュアルでISOをオート

瞬発力を必要とする街中スナップはあまり悠長に構えてる暇がないのでシャッタースピード1/125以上は稼ぎたい、絞りはパンフォーカスのためF8前後に設定と実は街中辻切りスナップは選択の幅が意外と狭い。ちまたの本では「ミラーレスにマニュアルレンズで街中スナップには(A)モードに設定しましょう」とあるがこれではちょっと薄暗い場所やとっさのシャッターだとすぐ手ぶれだ。

その辺よくわかっているのがリコーのGR。これについている「TAVモード」がまさにそれだ。

TAVモードとは冒頭に書いたシャッタースピードと絞りをマニュアルでISOをオートにする設定。画質云々よりとにかシャッターチャンスをモノにすること優先、スナップに造詣の深いリコーGRならではのモードだ。というか実を言うとこのモード、ペンタックスが得意とするモードで以前からペンタの一眼に付いていたのだが以前のペンタだとお世辞にも高感度画質がほめられたものではなかったのでGRに搭載されてやっと花開いたというところか。

もちろん他のメーカーの一眼にもこの機能はあることがある。専用のモードは無いが例えばニコンの一眼だとISOオート感度設定のサブメニューとして「最低Sスピード設定」というのがありそれを使えば同じようなことができるし、単純にシャッターと絞りをマニュアルに設定してISOのみオートに設定できる機種もある。(SとFをマニュアルにするとISOもマニュアルになってしまう機種も多いが)

ただ問題はそう簡単でもなく馬鹿でかい一眼を持ってスナップというのもいかがなものかと思うのでやはり大きくてもミラーレスとなるが、ミラーレスとかコンデジだと上記のようにシャッターと絞りをマニュアルにするとISOもマニュアルになってしまう機種が圧倒的に多い。

最近当ブログで絶賛(?)しているLumixなどもそうだ。マニュアルにするとISOオート設定は解除される。


その点フジのX-E1はなかなかいい。ダイヤルでSスピードをマニュアル設定してレンズはマニュアルを使いもちろん絞りはマニュアル。そうしてもISOのオート設定がそのまま生きている。それに軍艦部にあるシャッタースピードダイヤルが実に使いよい。撮影する前に回りの明るさを見て迅速に最適なシャッタースピードを選べる。やはりむやみに高ISOを使いたくないのでSスピードは落とせるときには落としたい。Sスピードを一度決めたら画面を見ないと変更できないTAVモードより一歩進んだ使いやすさだ。

最近軍幹部にモードダイヤルではなくシャッター設定ダイヤルの付いているカメラがDfとかXシリーズとか増えてきたがこの流れが加速していかないかと密かに思っている。パナソニックもLC-1あたりのデザイン復活させないかなと夢想する今日この頃





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さらばクラウド難民ー使える写真保存クラウドサービスは?


いまや写真の保存も外付けHDではなく、オンラインクラウドが主流になりつつある今。無料サービスも百花繚乱の体。

まあすんなり有料サービスにすればいいのかもしれないがそれでは外付けHDが安くなった今、HDを2台買ってバックアップするのと費用対効果的にはあまり変わらないかもしれない。

そういうわけで無料クラウドサービスだ、代表的なところでDropboxやシュガーシンクなど色々あるがどれも2〜10ギガ程度で今どきSDカードでも32ギガの時代、とても使い物になるとは思えない。
写真共有クラウドにしても容量無制限・保存期間無制限のところはあることはあるが(Google+やib on the netなど)大きいサイズの写真は自動的に縮小されるなど制限付きな場合が多い。

そんな中、最近使っているのがFlickr

Flickrといえば写真共有サービスとして比較的老舗だが、今までは無料版だと月のアップロード制限が100MBまでとか写真一枚20MBまでとか結構制限が多くて使えないというイメージだった。
しかし最近このしばりが無くなった。
まず月のアップロード制限が無くなりさらに写真一枚の制限も20MBから200MBへ大幅アップ。一枚200MBといったらほぼ無制限と同じ状態だ。

さらに無料容量がなんと1T「いちてら」なのだ!

1TバイトといえばJPG写真が一枚5メガとして何枚保存できるかというと。。。大体なんと20万枚!
これだけあればほぼ無制限と言って差し支えないと思う。さらに他の写真共有サービスのように大きなサイズの写真がリサイズされることも無く、オリジナルのママ保存できるのはありがたい。

登録その他が英語サービスだけなのがネックだが、GooGleアカウントやFacebookアカウントで登録できるのでそれほど敷居も高くない。

現状競合する無料クラウドサービスの中では容量やインターフェースなどの点から無敵といっていいだろう。


まあ提供元である US Yahooの風向き次第でどうなるか分からないが、ユーザー数が多いのでいつぞやのNドライブのようないきなりサービス打ち切りなどというリスクは比較的少ないと思う。このサービスが長く続いてくれることを願うばかりである。


→米Yahoo!傘下のFlickrがデザイン刷新 無料容量が1Tバイトに


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「マジックアワー」モノが一番美しく見える時間に写真を撮ろうーそしてマジックアワーを知ることができるアプリ「Golden Hour」


屋外にあるモノが一番美しく見える時間、それが「マジックアワー」

写真をやっている人なら一度は耳にしたことがあるはず。

それは日没直後の10分間と日の出直前の10分間といわれている。物体を柔らかい光が包み込み表面の凹凸が自然な感じで浮き上がってきて人物なら肌のトーンが美しく出てくる。被写体がぐっと存在感を増す時間だ。

スタジオ撮影でいうならメインライトなし、フィルインライトのみでの撮影がそれだ。メインライトを使わないため陰影による立体感は乏しいが光が全体に回り込むことにより絵画のような雰囲気のある仕上がりになる。

そして「ゴールデンアワー」というのもある。それは日没前、日の出後の数十分。夕焼けや朝焼けによりすべてが金色に染まる時間、それがゴールデンアワー。
(出典によってはゴールデンアワーとマジックアワーを同一視しているところも散見されるが)

これらの時間を知ることができるアプリがこれ
Golden Hour(無料版あり)


現在位置のゴールデンアワーやマジックアワー(ゴールデンアワー終了後)に入る時間が一目で分かり、時間による太陽の方角もわかるというすぐれもの。散歩写真でも歩く順序を太陽の方向で考え順光逆光をコントロールすると写真の打率を上げられる。




とは言え残念ながら毎日見られるものではなく良く晴れた日の朝や夕方に見られることが多い。上層大気の錯乱光によって起こる現象なので雲が多いと同じ錯乱光でも今ひとつ美しくならないことが多い。色温度の関係もあるのかもしれない。
撮影のコツは(コツというほどのものではないが)かなり暗くなるので手ぶれに注意、できれば三脚を。スナップ的に撮るならなるべく高感度に強いカメラを。そしてこれが一番大事だがホワイトバランスはオートではなくディライトに設定。
オートホワイトバランスのままだとゴールデンアワーやマジックアワーの微妙な色合いもフラットなただ薄暗い写真に置き換えられてしまう。ただディライトで完全かというとそうでもなく自分の納得する(記憶色と同じ)色を探してホワイトバランスをさらに変更してみるのもいいかもしれない。なんといってもマジックアワーは色が命なのだから。

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phoneを3000円で入射光式露出計にしてしまうグッズ


以前からiphoneを露出計代わりにするアプリはあったが、すべて反射光式露出計だ。正確な露出を求めるなら入射光式露出計が必須だがiphoneでは構造的に無理だったのを可能にしたのがこのLuxiだ。


極論してしまえばiphoneカメラ部に受光ドームを付けるだけという王様のアイディア的発想の転換、その手があったか!と思わず膝を打った。

一個$29.99+日本への送料送料$8.90。サンフランシスコのExtrasensory Devicesで発売中。
→Extrasensory Devices

対応アプリは無料、受光ドームを外せば反射光式、受光ドームを付ければ入射光式の優れもの
→Pocket Light Meter




入射光式露出計と反射光式露出計の違いをご存じない貴兄に簡単に説明する。



まず反射光式露出計からだがカメラについている露出計はほぼすべて反射光式露出計だ。これは言葉の通り物体の表面に反射した光の明るさをはかる。
そしてその明るさが灰色になるように(18%グレー)数字を吐き出す。世の中の景色は真っ白とか真っ黒だけの景色はそうないのでこれで大抵の景色は写し取ることができる。
しかしこの方式だと逆光の時など背景の明るさに引きずられて被写体、例えば人物が暗く写ってしまう。(それを防ぐためにカメラには露出補正ダイヤルがついている)

これを解決するのが入射光式露出計だ。

これは被写体に当たる光を直接測り必要な露出を割り出す。これだと物体が何色でも露出は変わらないので白いものは白く、黒いものは黒く写すことができる。白いテーブルに乗った料理などをオートで撮るとテーブルの色は灰色になり料理はアンダーに写ってしまう経験のある方も多いと思うが入射光式露出計だと白いテーブルは白く、料理は明るく撮ることができる。

これが一般に普及してない原因は使い方が多少難しいのと高価なためだと思うが(安いものでも数万はする)実際に使うとそれほど難しいものではないので、この安価な価格設定で入射光式露出計が一般に普及すれば写真文化の向上に寄与するか、いやそんな大げさじゃなくてもあなたの写真の楽しさが一段アップするのは間違いない。

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早撃ち用?カメラホルスター


どちらかというとノーストラップ派である。

辻斬り用のカメラは目立たない方がいい。首からカメラを下げていかにも「写真撮ります」みたいな感じで街を歩くとやはり目立つ。

そういうわけで街歩きのときは小さいカメラをさりげなく手に持つ事が多いが、使わないときバッグの中に入れるのも面倒だ。

そんなときこのカメラホルスターは重宝する。

特に暖かくなって来るコレからの時期、なるべくなら手ぶらで歩きたいので出番が増えそうだ


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スナップショットとビューファインダー


外付けビューファインダー

買っては見たものの実際に撮れる絵とズレがあるとか色々言われ、結局「格好だけです」という意見をよく聞く。

だがちょっと待って欲しい

誤解を恐れず言うなら、それは「写真を撮る時の意識」に問題がある。


写真を撮るのに慣れてきたらまず気にするのは「構図」だと思う。そして写真を撮る時に「どう切り取るか」つまりは画面のはじっこに気を取られすぎていないだろうか。
それでは写真ではなくただの安っぽい「絵画」と同じだ。もちろん構図も大事だがもっと大事なものは「何を撮りたいか」ということだ。

何を撮りたいかがはっきりしていればファインダーを覗いてはじっこに意識をやるなどということはあり得ない。撮りたいモノをただ見つめるだけだ。

そのために使うビューファインダーは理想的な道具だ。

曰く、液晶で見なければ光の具合がわからない、フレアや色かぶりの様子も確認したい等々。それでは休日に公園で絵を書いている有閑老人と同じだ、すべて自分でコントロールしなければ気が済まない。
絵画と写真の違いの一つに「偶然の妙」がある。その妙を楽しめるようになってはじめてカメラを楽しめる人になれるのではないだろうか。



どう切り取るかではなく「何を撮りたいか」そこに意識を持って行くだけであなたの写真はワンランクアップするはずだ。


…とはいえもちろん「仕事」で写真を撮るときは「偶然の妙」を楽しむ余裕など無いのでキッチリとフレーミングしますが(笑

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「ライカブティックMapCamera Shinjuku」がオープン


「ライカブティックMapCamera Shinjuku」がオープン

2013年2月20日、指定商品の購入者に先着で記念グッズを進呈するそうだがさすがライカショップ。入場者じゃなく「指定商品購入者」のみに限定記念グッズがあるそうだ。

まあこれで銀座のライカショップまで行かなくても情報が入るようになればちょっと便利でいいかな。
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