カメラマンの日常。
カメラのこととか青山のこと阿佐ヶ谷のこと、
たまに島の話。
火曜木曜土曜の隔日更新
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
今日の一杯・東京駅ラビリンス


東京駅2Fにある東京駅ステーションホテル。名前は知っていても入った事のある人はあまりいないのではないだろうか。

入り口もまたわかりにくい。

しかしその入り口を見つけ中に入るとそこはまさに別世界、高い天井に塵ひとつない磨き込まれた床。初めて入ると駅の雑踏からあまりのギャップに一瞬混乱する。

そこの一角にあるホテルバー「oak(オーク)」

最近そこにハマっている。クライアントが丸の内にひとつあって、今そことやり取りが多いので東京駅に頻繁に行く事があり帰りに寄る。

ここに寄る理由は駅の上に非日常空間というギャップを楽しむというのもあるが、何と言ってもバーテン杉本壽氏の立ち振る舞いを見られるというのが理由だ。

御年76歳にして現役。

前回はギムレットを頼んでシェイキングの妙を堪能させてもらったので今日はステアを見せてもらおうとマティーニを頼む。

いつもはエクストラドライを頼む事が多いが、最初はスタンダードなマティーニを頼もう。


オーダーが通るとシェイクの時もそうだったが、無駄がない例えるならまるで太極拳のような静かな動き。

味はもちろん悪かろうはずもない。ジンはよく冷えてるが決して水っぽくはない、ベルモットの香りも豊かな一口飲んだだけで丁寧に作られている事が分かる杉本氏の人柄が表れているような味。


サーブは静かに、だが決して対応が冷たいわけではない。


やはりホテルバーはいい

常連客も一見の客も、会社の重役も平社員も、酒の前ではすべて平等
そしてそういう扱いが受けられるのが「ホテルバー」という場所なのだ。




にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
【今日の一杯】たまには酔いたい夜もある【カスクストレングス】


生きていれば飲まなきゃやってられない嫌な事ももちろんある。

昨日がそうだった。

まあ普通の人は人の愚痴を聞いて面白かろうはずもないのでここでは書かないこととする。

それならどっかで吐露するのか?と言われてもそれもない。よく人は「話すと楽になるよ」とか無責任にいうが自分の場合それはない。よけい自己嫌悪に陥るだけだ。

じゃあどうする?

もちろん飲む、飲んで忘れる。

強い酒をカッと飲んで酔っぱらう。

しかし一人では飲まない、必ず店で皆と楽しく飲む。いつでも旨い酒は楽しまないといけないのだ。


「マスター、なんか面白いカスクある?」

カスクとは樽出しで加水してない酒の事。普通ウィスキーは樽から出してボトリングするときに加水して口当たりを円やかにし出荷する。

それをしないということはつまり普通のウイスキーよりアルコール度数が高いということだ。

普通ウイスキーはアルコール度数45度前後だがカスクは大体50〜60度程度

「そうですね、何種類かありますが、というかマエダさん珍しいですね、カスク飲むの」

「まあそういう夜もあるよ ニヤリ 強いの、強いのがいいね」

「じゃあこれなんかどうですか?ブラントンのカスクストレングス、60度ありますよ」

「ブラントン?ブラントンと言えばプレミアムバーボンじゃない、それがそんなワイルドなの出してんだ」

「そうなんですよ、珍しいと思って入れてたんですよ」

「いいね、じゃあそれもらおう」

「飲み方は」

「ストレートに決まってんじゃん(笑)」

「かしこまりました(笑)」

そしてテイスティンググラスに注がれた琥珀色の液体がきた。

まずは香りから

普通のウイスキーのつもりで一気に肺に入れたら思わずむせそうになった、こりゃあ香り以前にアルコール臭がすごい、いいねぇ。

そしてひとくちなめる

ガツんとくるアルコールの刺激のあとに香るブラントンの濃厚な樽香、カスクはこうでなくっちゃ。


やはりウイスキーはいい

ボトリングの仕方や熟成年数で酒の性格ががらっと変わり、まさに星の数ほど種類がある懐の深い酒。

いくつになっても楽しみは続く。

そんなことを考えながら飲んでると自分の悩みがなんか矮小な物に思えてきた。


また明日からがんばれそうだ。



にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
薫製専門店でオリーブ(実)の薫製を食べた話【今日の一杯】


昨日某プロジェクト終了の打ち上げということで、新宿の燻製専門店 燻煙SmokeDiningという店に招待され行ってきました。

店自体はこじんまりして隠れ家バルと言う感じ、なかなか良い雰囲気。

店に着いたら皆はもう来ていてすでにドリンクの注文は始まっていた、ちょっと出遅れたな。

自分もドリンクメニューを見る

うん、ワインから焼酎、カクテルにウイスキーとけっこう豊富。とりあえず自分は駆けつけ一杯にウォッカトニックをセレクト。

さあ薫製注文だ

専門店というだけあってメニューは豊富、面白い薫製もけっこうある。その中でも目を引いたのが「オリーブの薫製」

正直「は?」と思った

自分も薫製を作るのでたくあんの薫製(いぶりがっこ)とか植物性の物の薫製があるのは知っているがオリーブは初めて見た。

こりゃ注文しなきゃ、そして皆も興味津々。


さて来た物はというと見た目は普通のオリーブの実、だが食べてみてびっくり、濃厚な肉の味がする!

皆「えー、なにこれ?」いや、自分もそう思いましたよ。

多分これ、ソミュール液に秘密があるんだろうな。おそらく肉を漬け込んだあとのソミュール液に浸けてそのあとに薫製してるのだろうと推測。作り方を聞いたが「企業秘密です(笑)」と言われ教えてくれなかった。

いやー薫製ってやっぱり奥が深い。

また薫製作り始めようかな、と思わせる意外性のあるなかなかいい店でした。


にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
理想のジントニックを探す旅 vol.2 若いバーテンに教えられた夜
_1020551_16134359182_o.jpg

商店街の片隅に新しくできたバーを見つけた

もちろん入らねばなるまい(笑

というわけでいってみました。

入るなり朗らかなバーテン。ちょっと明るすぎか、しかし店の作りは見事なオーセンティックバー。

かなりいい

入ってまずはバーテンに「冷えてるジン何がある?」と聞くと7〜8種類出してきた。

うん、合格

その中で最近流行りのロンドンドライジンNo.3があったのでそれで作ってもらう。


グラスは。ん?妙に薄いな、ていうかガラス製か?まさかポリカーボネートのグラスじゃないだろうな。

いや、まさかそれはないな、と思い直し見てると不思議な氷を出してきた。

大振りの細長い角氷ひとつ。上面4×4cm、高さ13cmくらいか、グラスにすっぽり収まる大きさだ。

なるほど氷が溶けにくくするためには最上の方法かもしれない。

トニックはシェップスか、まあたまにはいいかな。

そしてライムを入れずに出してきた。ほほう、ジンとトニックのコラボを純粋に楽しめと言うわけか。受けて立とうじゃないか(笑


飲んでみた


うむ、想像どおりの味。角氷なので薄まる事もなく雑味なく素直なNo.3とトニックが見事に調和している。そうか、こういう方法もあるのだなと関心。

しかし

やはりこのグラス、口当たりはまぎれもなくガラスなのだが軽くはじいてみると「ポコン」と妙な音がする。やっぱりポリカか?うーん。

しかしこれだけのジントニックを作る店でグラスがポリカというのは納得いかない。


飲んだあとに「どうでしたか?」と聞いてきたので

「うん、うまかったよ。しかしグラスにポリカのグラス使ってるのは何か理由があるの?」

「あ、お客さん、これポリカじゃないですよ、『うすはりグラス』と言って電球職人が作った究極の薄いグラスなんですよ」

へ?そんな物があるのか、そいつは失礼しました。


うーん、年季の入ったバーテンダーもいいが、勉強熱心な若いバーテンダーもいいな、と思った夜だった。

うすはりグラスとは→松徳硝子 うすはり グラス



にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
【今日の一杯】散々だった連休最後の夜


連休最後の日曜日、遠くへ出向くのも大層なので阿佐ヶ谷で飲む事にした。

が、行きつけのバーは軒並み休み、もしくは臨時休業。

途方に暮れて街を歩くと一件の居酒屋を見つけた

そこは今風の洋風居酒屋っぽい感じで酒の種類にカクテルもあるのでまあたまには居酒屋もいいか、と思い入った。

入るとカウンター席はバー風でなかなか、これはもしかしたら期待できるかもと思いながらまずはいつものジントニックを頼む。


ジントニックのオーダーが通ったあと厨房のほうで「プシュッ」という音がした。

「ぷしゅ?」


運ばれてきたものは、チューハイ用のジョッキに入った透明な液体(笑

「こ、、これは。。。」

もう飲まずともわかったが、念のため飲んで見た。

まちがいない、このキレのなさと気持ちの悪い甘さは缶入りの出来合いジントニックだ。だから「プシュッ」という音がしたのだなと再確認。


しかし、これは酒を売る店として許されるのだろうか?居酒屋でも酎ハイ頼んで缶入りの酎ハイ出されたらちょっとマズいだろうに、ジントニックなら許されるのか?


とにかくあまりの不味さに半分くらい飲んで店を出た。


まあこういう夜もある。


※本文と写真は何の関係もありません

にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
【今日の一杯】理想のジントニックを探す旅


夕食も終わりナイトキャップを楽しむ為に夜の町へ出る。

連休中の中日とあってどこへも行けなかった輩で結構どの店も繁盛している

さて今日はどこのバーにしよう。

自分の中でバーにも種類があってTPOで使い分ける

1)カクテルを味わうためのオーセンティックバー
2)音楽で気分をアゲたいときのロックバー
3)まったりしたい時のオーセンティックバー
4)人と話すためのバー

で、今日はとびきりうまいジントニックが飲みたかったので(1)のオーセンティックバーをチョイス。

自分的理想のジントニックとは

1)薄手のコリンズグラス。間違ってもバカラ等の分厚いコリンズグラスではない。
2)グラスが冷えている事
3)氷は角氷をアイスピックで削りたてのもの
4)トニックウォーターはウィルキンソン
5)ジンの種類はとくに指名しないが冷凍庫で冷やしてあるもの
6)ライムはメキシカンライムの生

実はこのカクテル、簡単なだけに誰が作ってもそこそこおいしいが、「凄く美味しく」作るにはそれなりの技量がいる。

初見のバーでバーテンの腕を見るのにもちょうどいいカクテルのひとつだ。



「マエダさんこんばんは、日曜にこちらにいらっしゃるの珍しいですね」

「うん、今日はまだ季節じゃないけどとびきり旨いジントニックが飲みたくてね」

「かしこまりました。ジンはなにに」

「タンカレーテン冷えてる?」

「ございます」

「じゃそれで」



出てきたジントニックは、削りたての切れるような氷の角が美しいジントニック。

飲み口はもちろん最高のキレ、爽やかさが際立つ逸品。やはりココのカクテルは旨い。


今夜はいい夢が見れそうだ。


にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
【今日の一杯】ギムレットには早すぎる


東中野にある某ビル最上階のバーへ。

いい店だ、全面ガラス張りで夜景がすばらしい、おまけに客がほとんどいない。

カウンターへ向かい真ん中へ座る

おしぼりが出されそれを手にとる。

さて、何にしようか

まずは無難なところでギムレットかな?

「ギムレット、ロックスタイルで」と注文したら

「やってないです」とにべもなく言われた

そしておもむろにメニューを渡される。

そうか、ここはメニューのあるタイプのバーなのか、
逆に言えばメニュー以外できません、ってことだ。

しかしギムレットぐらいでできるだろう、ジンとライムでシェイクするだけじゃねぇか

と思ったが初見の店でそれを言うのは大人げないと思いやめた。

仕方が無いので酒棚にタリスカ10年を見つけトワイスアップでもらおうとすると

「なんですか、それ」

と言われた

そうかー、トワイスアップも知らないか、まあ説明してこれは作ってもらおうと思い
作り方を教えた。

教えたというほどたいしたものじゃないが。
テイスティンググラスに水とウィスキーを1:1で注ぐだけなのだから。

タリスカのトワイスアップがきた。さて、ひとくちなめながら落ち着いて周りを見回すと
あるものが見当たらない。

シェーカーだ

そうか、この店はシェーカーが無いのでギムレットが作れないのか

納得。

うーん、店は立派だがスタッフにもう少し金をかけたほうがいいんじゃないかと
老婆心ながら思った次第。

にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
今日の一杯 カサブランカ


今日は祝日の月曜日

だが仕事が多少あったので午後から青山スタジオのほうへ出向き
細々と仕事をやっつけたら10時を回っていた。

なにかそのまま帰る気にも慣なれずあたりをぶらぶらしてみた
開いている店も少ないが10分くらい歩いて青山のはずれに開いているバーを見つけた。

入ってみるとお客は誰もいない

いいかんじだ

バーテンが暖かいタオルをくれる

3月半ば過ぎとはいえ夜は冷える、ぬくもりが嬉しい。


さてざっと酒棚を見回すとうん、なかなかいい品揃え
モルトメインだが山崎と響もおさえて嫌みが無い
うん、クレームドカシスもルジェじゃなくシャルルバノーをおいてある
ベルモットもノイリーじゃ無く、あれは、シャンベリーか!

いい店だ。

まずはさっぱりした奴でショートカクテルから

最近パイン系にはまってるので「カサブランカ」を頼む

実は「カサブランカ」と名のつくカクテルは複数あってカサブランカと頼むだけでは
バーテンも困ってしまう。

「マスター、カサブランカ頼むよ、ホワイトラムとパイナップルジュースで、ココナッツの入らない奴だけど
ミキサーじゃなくシェイクでお願いできるかな」

そこまで言うとマスター分かったようで「かしこまりました」と返事が返ってきた。

見てるとホワイトラムはバカルディスペリオールホワイト。うん、定番だね
パイナップルジュースはというとおもむろにパインの株を取り出して切り始めた

おぉ生ジュースで作るか!

これはいい

材料が揃ったところでシェークだ

振り方は

かなり大振りのシャンハイバタフライといったところか、中々堂に入ってる、うまい。

ちょっと大きめのカクテルグラスに注がれた美しい液体

味はというとフレッシュフルーツを使ってるので悪かろうはずも無い
フレッシュフルーツならではの鮮烈な味がカクテルの味をさらに引き立てる。

祝日なのにぼんやりと仕事をした冴えない一日の終わりに
さわやかなきりりとしたカクテル。

うん、これでリセットできそうだ。


-カサブランカレシピ-

ホワイト・ラム40 ml
パイナップル・ジュース60 ml
グレナデン・シロップ2 dash
アンゴスチュラ・ビターズ1 dash

クラッシュド・アイスとともにミキサーにかけ、サワー・グラスに注ぐ。ストローを2本添える。



にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
今日の一杯


いつもは金曜の夜にちょこっと飲みにいくだけなのだが
今日はちょっと仕事が早く終わったので軽く一杯



まずは中野から

ブロードウェイにあるこぢんまりしたバーに一見さんで突撃

めずらしくジンの品揃えが多いので注文

トムジンがあるかと聞くとそのものズバリオールドトムジンがあるという

いい店だ。

一杯ストレートで注いでもらい軽くレモンピールで香りつけしたものをもらう。

と、今日ははしごの予定なのでここの店は一杯で出て高円寺に向かう

高円寺では行きつけのオーセンティックバー「ポスト」でまったり

ここでではモルトをトワイスアップでもらう

銘柄はタリスカ15年、いつもの味。

さてここも一杯で出て次は阿佐ヶ谷のバー

ここにつく頃には夜も更けて店には結構お客もいた。

2軒続けてハードリカーだったのでちょっと一休み
パスペールエール(ビール)をもらいここも一杯で出る。

最後は阿佐ヶ谷のオカマバー「ミルクホール」で〆

あー、なんかここが一番落ち着くわ(笑

にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます
オトナのアップルジンジャー、プラーバック


昨日の夜はいつものバーで一杯

まだまだ寒い日が続いてるが昨日ははじめの一杯はスカッとしたのをまず飲みたかった。

ラムコークじゃ芸が無いしスプモーニはおしゃれすぎ、か。

考えた末リンゴのブランデーカルバドスとジンジャエールのカクテル「プラーバック」を頼む事にした。

バーテンに「プラーある?」と訪ねるとありますよ前田サン、と返された。プラーとはカルバドスの中でも定番の「ブラー グランソラージュ」というカルバドスだ。

これをジンジャエールで割るわけだがやはりプラーで作るとリンゴの香りがいい。

リンゴから作ったブランデーがカルバドスと呼ばれるわけだが実際カルバドスと呼ばれるのはフランスのCalvados地方で2年以内の若いシードル、つまり香りが強いシードルを蒸留して作ったものだけがカルバドスという名を使う事ができ、それ以外はアップルブランデーと呼ばれる。

そのカルバドスの中でもプラーは定番中の定番、そしてプラーバックは「プラー」と名がついてrくらいだからやはりプラーを使って作ってもらいたい。

一般的なレシピは カルヴァドス45ml、ジンジャーエール適量で最後にレモンスライスをのせるが、リンゴの香りを楽しみたかったのでレモンは抜いてもらった。


バーテンに「ロングカクテル頼むの珍しいですね」と言われたがまあそういう夜もある。







にほんブログ村 写真ブログへ ☜クリックしてやると喜びます